<< concept

兵庫県は、酒米収穫量日本一でもあり、全国で3番目に多い72蔵もの酒蔵があります(現在休業中も含む)
お客さんにもっと兵庫県の地酒を知ってもらいたいという思いから、取り扱う日本酒は兵庫県内の酒蔵限定で純米酒のみ。

『今年の米は少し硬いから、ゆっくり時間をかけてあげるんです』
『繊細な性格の米だから、よく声を聞いてあげるんです』

子どもを育てるかのように大切に醸す、酒蔵の想いが詰まった日本酒を、美味しいままお客様に届けたいと想い、2019年11月23日(新嘗祭の日※)にオープンしました。

新嘗祭(宮中祭祀のひとつ。その年に収穫された新穀などを天神地祇に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして天皇自らも食する儀式である。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。)

出張・観光で来られたお客様へ

兵庫県は、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という歴史も風土も異なる個性豊かな五国からできています。
その地域でしか食べられない、絶品料理や地域特産品、その地域の特色を色濃く反映した地域遺産が存在しています。
旅を楽しむエッセンスとして、それぞれ個性の違う日本酒を味わってみてはいかがでしょうか??

日本酒はこう味わってほしい!


「辛口の日本酒ちょうだい!」

よくお客様からご注文いただきます。
日本酒は、単純に甘口辛口で分けられるものではなく、含まれるアミノ酸によって、旨味や酸味、苦味が複雑に絡み合い、奥行きのある味わいがするものです。呑む温度帯によって、シャープなキレが増したり、ふくよかな厚みがでたり、色んな表情を見せてくれます。
味だけではなく、香りも日本酒を味わう上でとっても大切なことです。
日本酒を口に含む前に感じる香りと、呑んだ後に鼻から抜ける香りと、それぞれ表情が違って面白いものです。香りだけでもゆっくり楽しむことが出来ます。
もし、店員さんに辛口のお酒を注文して、自分の飲みたい求めていた味と違った時は、好みじゃない酒だな…で終わるのではなく、その日本酒の個性を見つけてあげてください。
お米の種類やお水の硬度、気候も違えば環境も違う所で造られたお酒です。たくさんの酵母のちからと杜氏さんの想いがいっぱい詰まっていますので、ぜひそれぞれの個性をみつけて、兵庫県にはこんなにおもしろい日本酒がいっぱいあることを、少しでも知って貰えたらと思います。

PAGE TOP