~阪神・淡路大震災~
1995年(平成7年)1月17日の阪神淡路大震災で木造の仕込蔵や瓶場等が倒壊。
事務所と製品倉庫だけが残る。一時再建を断念し、親戚筋の蔵元にてお酒を醸造。
若手社員や現社長の娘さん等の熱意により、歴史ある灘での醸造再開を目指し、2007年(平成19年)より、子規模の醸造を行う。生産量400石あまり。
~仙介(せんすけ)の由来~
平成18年、灘で醸造再開するにあたり蔵の再建中、七代目仙介(当時 会長)が酒造りを始める前に他界。翌、平成19年1月17日(震災から12年)醸造開始。仕込みも終わり商品銘柄を思案している処、再開を一番待ち望んでいながら、出来上がったお酒を呑めずに亡くなった七代目仙介の想いを継承して命名。